誤嚥性肺炎について

誤嚥性肺炎とは、食物、液体、胃内容物または咽頭分泌物を誤嚥あるいは誤飲し、咳反射などでこれを排除できないときに発生する肺炎です。

誤嚥性肺炎のメカニズム

病気や加齢などにより飲み込む機能や咳をする力が弱くなると、口腔の細菌や逆流した胃液が誤って気管に入りやすくなります。
その結果、発症するのが誤嚥性肺炎です。
繰り返し誤嚥を続けていると、熱もさほど出なくなり肺炎との判断が難しくなってきます。
寝ている間に発症することも多く、高齢者では命にかかわるケースも少なくない病気です。

高齢者に多い肺炎

高齢者に多く発症し、再発を繰り返す特徴がある。再発を繰り返すと耐性菌が発生して抗生物質治療に抵抗性を持つため、優れた抗生物質が開発された現在でも、多くの高齢者が死亡する原因になっている。
高齢者の誤嚥性肺炎は老人性肺炎ともいわれ,高齢者の死因の80%~90%を占めています。

誤嚥性肺炎の予防法

歯磨きを毎日にして口の中の雑菌を減らすことや、食後に一定時間座ってもらって胃液逆流を防ぐことも誤嚥性肺炎の予防にとって大切である。歯茎をマッサージすると、嚥下反射が改善して誤嚥性肺炎の予防に役立つ。

ポイントは「口腔内の清掃」と「機能回復」

口腔ケアには、歯磨きなどにより口腔内を清潔にし細菌を減らす「器質的口腔ケア」と口腔機能を回復させる「機能的口腔ケア」も行います。
「口腔内の清掃」と「機能回復」により誤嚥性肺炎を予防します。